コッペさんが来た日。
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コッペさんのことを書こう。近所の保護猫シェルターからお迎えしたその当日の出来事から書こう。
先住猫のお琴のやんちゃがハンパねぇから、犬のポテさんが困り気味だから、お琴の友達にどうかと思って保護猫をお迎えしたんです。
お琴さんはメスなので、同じメス猫だとガチンコでバチバチになる場合がよくあると何処か風の噂で聞いたんです。だから二匹めは去勢済みのオスにしようってことで。
保護猫のお迎えは基本的に、保護ボラさんが自宅へお届けする形式です。優しそうな女性のボラさんが抱えたプラスチック製のキャリーに入って、キャリーバッグのサイズいっぱいにみっちりと入って、コッペさんは我が家にやって来ました。
猫が環境に慣れるまで、猫の性格や個性を知ってこの子は家族にふさわしいか分かるまで、トライアル飼育期間を設けます。それは保護団体によってさまざまで、順応性の高い仔猫はお届け即日から二週間程度、成猫の場合はだいたい一カ月間くらいが平均的かな。
うちには先住のお琴さんがいるのですが、先住猫がいる場合は、新たにお迎えした猫はすぐに室内に解放せず、事前に用意した猫ケージで数日過ごしてもらいます。
新入り猫用のケージには布を覆って外から中が見えないようにします。そうすることで先住、新入りともに刺激を与えずにお互いの気配や匂いに慣れてもらえます。
コッペさんが入ったケージを偵察しているお琴さん。はじめて嗅ぐ、よそ者のニホヒ。
コッペさんが来る前日に、猫ケージをトライアル仕様にするため中をお掃除。このケージ、お琴さんをお迎えした時に買ったやつです。あの頃のお琴は生後一か月ほどのチビ猫でした。あの時はこのケージがとても広く見えたっけなぁ。仔猫だったお琴がケージに入ってる写真を探したけど見当たらなかった。
トライアルの手続きを終えて、ボラさんは帰って行った。その後、ケージ内で不安そうに身をひそめるコッペさん。在籍していたシェルターの猫名簿によると、
「結構ビビり、気難しい、ブラッシングとちゅーるが好き、動けるデブ」
なのだそうだ。そうかビビりの動けるデブなのか・・・突然わけわからん、知らない場所へ連れて来られたんだ。さぞや不安であろうに。この日は布で隠されたこのケージの中で静かに過ごしてもらおう。
かわいいかわいい薄茶猫さんのお顔を見たくて見たくてたまらん気持ちを抑えつつ、これから始まる「猫2匹♡生活」にワクワクする私なのであった。
つづく。