うさぎ飼育経験談「黒毛玉、分身事件」
スポンサードリンク
仔うさぎ黒毛玉との暮らしも
一か月過ぎた頃から徐々に慣れてきた。
いつの間にか、お迎えした頃の
2倍に体重が増えて、体つきもしっかりしてきたので
恐々と薄氷に触れるような扱い方をすることもなくなった。
そんなある日。
おっぽこはケージの中で眠っていた。
うさぎは動いていないとまるで
死んでいるかのようなので
ついつい不安になって、
体のどこかが動いていないかどうか
近寄って確認してしまう。
そして、せっかく寝ているところを
起こしてしまって、うさ様に
「ムッ」とされてしまうのだ。
わかるんですよ、特に大きな
リアクションもなければ
表情もあまりないのに。
なんか分かるようになるんです。
不思議です。
とりあえず、ムッとされたけど
無事に生きているのは分かった。
安心したところで、私はまた
おっぽこのケージ前から離れて
家事をしていた。
家事がひと段落付いたので
また何気におっぽこのケージを見に行く。
すると・・・
えっ!?
お、おっぽこが二羽???
増えてる!
こやつ、まさか
細胞分裂しやがったのか??
ということは、この後も増えて
2+2=4、
4+4=8、
8+8=16、
16+16=32、
32+32=64、
64+64=128、
128+128=256・・・
おっぽこが256!!!
いや、それは困る。
大多数の黒毛玉に埋もれるのも
まんざらではないと思うけど
困る!無理無理無理!飼えない!!!
と、一瞬ビビったんだけど
よく見たら、さっき
おっぽこが寝ていた所の牧草が
除けられて、ケージ底面の
黒い色が見えていただけでした。
で、本物のおっぽこはどれだ??
はい、正解は手前の黒いやつです。
以上、黒毛玉おっぽこならではの
ちょっとした事件でした。