突然の、仔うさぎとの共同生活も
一か月ほど経過して、少しずつ慣れてきた。
そして仔うさぎ黒毛玉は
日ごとにうさぎらしくなってきた。
後ろ足を伸ばしてベチャ寝してる。
うさぎは目を開けたまま眠るので
寝ているかどうかの判別は
鼻の動きをチェックする。
うさぎといえば、あの
鼻がヒクヒクしている様子が
トレードマークですが
眠っていると、その
お鼻ヒクヒクが止まります。
なので、鼻が動いてなかったら
寝ているってこと。
あ、起きちゃった。いや、起こしちゃったかな。
起こしちゃってこめんよー。それにしても、白黒の床と同化しとるがな(笑)おっぽこの部屋んぽタイムは夜遅くから。先輩の烏龍さまが寝静まった頃に始まるのだ。
烏龍さまはぐっすり寝んね。もうお年寄りなので、寝ていることが多くなった。
烏龍さま。相方のゴルゴメロン姐さんに先立たれ、暫く、その寂しさで体調を崩しそれから一気に老いたように感じました。そしてこの画像を撮ってからおよそ一年ほど経って、烏龍さまは病気になり天国へ、ゴルゴ姐さんのもとへ旅立ちました。一方、まだまだ若いおっぽこ一番は烏龍さまが衰弱していく様子を不思議そうに見ていました。初対面の時、いきなり怒られてあんなに怖かった烏龍さまが少しずつ小さく、弱々しくなっていくのをあの頃のおっぽこは、理解できなかったでしょう。だけど、亡骸になった烏龍さまを見たとき何かを感じ取ったように見えました。小さな動物にだって、誰かの死に何かを感じ取ることが出来ます。
おっぽこ。今、お前は月にいるね。お前が旅立ったその日、亡骸になったお前の体を犬のポテが、やさしく舐めてくれたよ。そして、烏龍さまの亡骸を見た時のお前と同じ顔してたよ。