失念ぱーく

だんだん猫ブログになりつつある

うさぎ飼育日記・烏龍さまと仔うさぎ


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別ブログから手動で引っ越し作業中。

 

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プレーリードッグの「烏龍さま」。甘えん坊で気分屋の坊や(もうおじいちゃんw)

烏龍さまと仔うさぎ

当時、先住ペットには
プレーリードッグの男の子
「烏龍さま」がいました。

烏龍さまは、完全箱入り息子で
私が甘やかして、部外者とは接触のない
環境で育ててきたせいか
私以外には警戒して触らせない子でした。
だから、仔うさぎとはできる限り
接触させないようにしたかったんです。

その件で、夫は私の意見に反対していました。
徐々に距離を詰めていけば仲良くなれるとか言って。

烏龍さまは箱入りのまま高齢になったし
まだ若いならまだしも、そんな急に
自分とは違う種族の新入りを受け入れられる訳ないでしょ。

私の意見を聞いてくれない夫は
仔うさぎをケージから出してから、
烏龍さまのこともリビングに放したのです。


烏龍さまは、いつもと違う何かを察知して
その何かを捜すために、警戒しながら
辺りを伺い、歩き回ります。
やばい、仔うさぎが攻撃される!

先住の烏龍さまにとって、新入りのうさぎは
自分の縄張りに無断で侵入してきた
よそ者なので・・・

 

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ちょっと恐竜ちっくな烏龍さま

ですが、烏龍さまは
警戒心が強く、私以外には攻撃的で
危険なオトコでしたが
どんくさい子でした(笑)

ずっとウロウロして
侵入者を捜しているのに全然見つけられない(笑)

もしかしたら、烏龍さまは
仔うさぎをずっと見つけられずにいるかも、
うん、それならうまく共存できるんじゃないか。

って、そんなことあるかいな。

仔うさぎのほうが先に烏龍さまを見つけちゃった。
そして恐れることもなく自ら近寄った。

 

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大胆不敵な黒毛玉。しかしこの画像もうさぎに見えない(笑)

それで、どうなったかと。

すぐにガブリといっちゃったよ。
私は頭が真っ白になりました。
そしてすぐさま、烏龍さまと仔うさぎを
一緒に部屋に放せと言った夫を呪いました。


こんな小さな仔うさぎが、
プレーリードッグに噛まれて怪我したら
命にかかわるはずだと。

しかし・・・。
どうやら烏龍さまが噛み付いたのは
毛の密集した所だけだったようでした。
仔うさぎは優れたジャンプ力で
一瞬にして烏龍さまから離れ、
そこには黒い綿毛の束を口に含んだまま
きょとんとしている烏龍さまが取り残されました。

 

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こんな顔しています。ちょっとだけコウモリに見えるのは何故だ。

龍さまはさっきの一撃で、
仔うさぎを追い払うことができたぞと
先住者としての威厳を保てたかのようでした。

ところがこの仔うさぎ、さっきの攻撃など
まるで記憶にございませんの如く、
もう一度、烏龍さまへ接触を試みるのです。
しかもちゃっかり学習したらしく、
今度は後ろから近寄り、烏龍さまが気付いて
振り返れば高くジャンプして逃げる、を
何度も繰り返すのです。

もう完全におちょくってます。
生後一か月の赤んぼうさぎに
おちょくられている
6歳半のおじちゃんプレ。

仔うさぎのほうは、烏龍さまの
ことを気に入ったみたいです。
しかし、烏龍さまは
仔うさぎのことが気に食わない。

それが、先住烏龍さまと
新入り仔うさぎの初対面から
烏龍さまが天国へ行くまでの間
ずっと変わらなかった間柄です。

 


おっぽこ月うさぎ通信vol.3

 

今はもう、二匹ともに
虹の橋を渡って行きました。
うさぎは月世界へ、
プレーリードッグは天の草原へ。
どちらもあの世の場所。
きっと和解できてるんじゃないかなー、

なんて。

 

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やんちゃ毛玉。

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ぴょんこ、ぴょんこ。

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眼が光った。横からだと大きな瞳が確認できる。

 

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ちょっと立ち止まっては、またぴょんこ。丸いモフモフ。

 

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部屋の隅々をウロチョロ。画質が残念…スマホクオリティで見てみたい。