失念ぱーく

フォルダに残された「これ何だったっけ」画像から曖昧になった記憶を辿るのと、腹に溜まった黒いのをチマチマ吐き出すブログ。

腱鞘炎とは長いともだち


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私は今、腱鞘炎。

アイハブ腱鞘炎。

だいたい左手で、手首だったり

指だったり

とにかくつらいよ。

 

今年夏ごろからミラーレス一眼買って、カメラにハマって一日中パシャパシャしまくってたら、見事に腱鞘炎です。ズームやピント調節に使う左手の指と手首内側を、ピキピキッとやっちゃいました。

 

たぶん、まずはじめに「腱鞘炎とは」から書き始めなきゃいけないんでしょうな。ですが私今ちょうど絶賛腱鞘炎中なので、それについてはもう他リンクから引っ張っておきます。私が書くよりずっと分かりやすいし。ああ、いつか簡潔で明確な文章を書きたい。

 

medicalnote.jp

 

・・・ということなんです。

私のファースト腱鞘炎は、10代の頃。ギターの練習とガラス工場の梱包バイトで左手首を痛めました。その当時の治療法は温湿布を貼って患部を休ませるのみ。もちろんギターの練習はおあずけ、バイトは梱包から手を動かさない検品作業に変えてもらっていました。その検品作業ってのが、とにかく眠い。ベルトコンベヤーに乗って流れてくるガラスのコップたちをただひたすら目視で不良品を見つけ出し、破棄するだけの作業。椅子に座るので足は楽だけども、蛍光灯に照らされた白い板の前を、途切れる事なく通り過ぎていく同じ形状の物体。そいつをただ延々と凝視し続けるだけ。コンベヤーから発せられる規則的な操作音だけが聞こえる空間。こんなんで眠くならないはずがなかろ。特に製造機が絶好調で不良品がほぼ流れてこない日なんて、ほぼ睡魔との闘いである。早く腱鞘炎を治して梱包作業に戻りたかった。眠気防止に飴ちゃんばっかり食べて太ったし。

 

腱鞘炎の思い出について書こうとすれば、ついついこの工場バイトの話を書かずにいられなくなる。そしてまた手首が痛い。こんな性分が嫌になるけどこんな自分は嫌いではない。

 

腱鞘炎 - Wikipedia

何となくだけどWikiのも貼っておこう。

 

とりあえず先輩にきいてみる。

ずっと同じ動作で手を酷使する工場バイトだから、私よりずっと長く勤めている先輩さんたちに、腱鞘炎になる人は多いのか訊いてみたら、真面目に作業している人はほぼ全員、腱鞘炎の経験があるとのこと。対処法はありますかと訊ねたら

 

「バイト休もう、休ませてもらえなかったら湿布して痛み止め飲んで耐える」

 

と、経験者じゃなくても考え付くだろう回答でございました。

 

すると、少し離れた所にいた社員のオッチャンが会話に入ってきて私に教えてくれた。

 

「湿布には、患部を冷やす冷湿布と温める温湿布があんねん。急性の痛みには冷湿布。慢性なら温湿布。腱鞘炎は急に激痛になるけど慢性やから温湿布やで~」ですってよ。

 

早速その日のバイト帰りに、薬局で温湿布を買って患部に貼ったんだけども、入浴の時、温湿布を貼っていた箇所にお湯がかかると異様に熱い。痛みを伴う熱さでヒリヒリし始めた。もちろん浴槽に浸かったらそこだけ熱湯のように感じて思わず叫んでしもうた。あっつ!!

 

温湿布を貼った部分は熱さが倍増する、というのを覚えました。そして社員のオッチャンのアドバイスのおかげで私のファースト腱鞘炎は比較的早く治ってくれた。まぁ若かったし今よりずっと治癒力も高かったよな。しかしこれをきっかけに私の左手は、事ある毎に腱鞘炎を発症するようになったのです。

 

あの頃教えてもらった温湿布。たしかに効き目はあるんだけど、主婦業になった現在は毎日の水仕事は欠かせず。洗い物とかするのに、手首に温湿布は難しい。それにどうやら皮膚に対して刺激が強いみたいで、貼った部分が赤くなってヒリヒリしだすので、今はもう温湿布は貼らなくなった。

 

今はもう、痛くなったらとっとと整形外科へ行く。

加齢とともに回復力がなくなってきたし、なんだかんだでやっぱり病院へ行くのがいちばんですわ。ずっと左手首ばかり痛めてきたが、ある時初めて右手を痛めちゃった。もう無意味な我慢はしないぞ。と、すぐにでも痛みを和らげてもらいたかったので麻酔科のある整形外科を探し、そこを受診したのね。

 

どうやら地元でとても人気のある病院らしく、平日午後なのに大変混んでいて診察に呼ばれるまで2時間近く待ったけど、結論、麻酔科のある医院へ行ってよかった。痛むところに麻酔注射を打ってもらって痛みを和らげてもらえるから。過去に受診した整形外科ではレントゲン検査の後、湿布して包帯で固定し、後は処方箋として痛み止めと湿布一週間分出してもらうだけだった。しかし麻酔しないという方針が悪い訳ではない。

 

そもそもなぜ「痛み」という感覚が存在するのか。

血の通った生き物にとって痛みは必要なものだと、子供の頃に読んだ人体図鑑に書いてありました。痛みは身体の危険を警告する信号のようなもので、生きるためにとても大切な感覚なんだって。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、痛覚。これら六つの感覚の中で痛覚だけが何の喜びもないよな…いや、Mの人は別か。

 

そんな訳で、腱鞘炎が痛むのは「これ以上曲げたら関節壊れちゃうわよ」って身体が出すサインで、痛いのイヤな我々は従う他なく、患部を極力動かさないよう注意する。これにより回復を早める。どうしても動いちゃうって言うんならガチガチにテーピングでもして固定すればよし。そもそも腱鞘炎の痛みぐらいでいい大人がピーピー言うな我慢しやがれ、って方針は、たぶんこちらのほうが正しいのかも知れない。

ああ、たしかに腱鞘炎くらいで死なないし、大きな後遺症が残ったりもしない。

 

だけど痛いのイヤなの。

 

「命に別状ない、緊急性がない」といった理由で、我慢を強いられるのも辛いもんだよ。それにひたすら耐えている時間が途轍もなく無駄な努力に感じてしまう。だって痛い痛い言いながら晩御飯作っても、出来上がる物は普段と同じかそれ以下だもの。それを夫が普通に食べておしまいなんだもの。痛みに耐えたのを何かしらの形で表彰されたりとかあるんだったら、我慢のし甲斐もあるんだろうけど。我慢したって誰も得しないから多少回復が遅くなったって、私は麻酔打ってもらいます。

 

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麻酔処置の後は処方箋の湿布を貼って処置、の流れ。しかし我が家は犬と猫がいるのでなるべくニオイと成分の強い湿布は使いたくないから、ひたすらテーピングと「湯たんぽであっためる」。そして時々市販の塗り薬。

 

腱鞘炎になりました。テーピングで保定してひたすら温めて回復につとめておりまする。#腱鞘炎 #テーピング #割り箸 #痛い

 

ついでだから過去にインスタへ投稿した、私の腱鞘炎テーピングを載せとく。固定するのに包帯とテープが足りなかったので割り箸をくっ付けた。なんかアホみたいですけど、動かさないよう固定するのに丁度よさげなのが割り箸しか見当たらなかったんです。でもこの割り箸、なかなかよかったよ。

 

ちなみに現在もカメラ熱は冷めず、相変わらずほぼ毎日、犬の散歩がてらカメラ構えて近所の町の風景をパシャパシャしております。オールドレンズにドハマりして、マニュアルフォーカスの操作に慣れるべく練習に励んでおります。もしかしたらまた近いうちに、いつもの左手がピキピキッってなっちゃうかも知れない。ま、気を付けながら趣味を満喫して平和に過ごしていきますわ。